岐阜・白川郷でライトアップ 夕闇の雪、浮かぶ合掌造り
世界文化遺産に登録されている岐阜県白川村の白川郷で14日、合掌造り集落のライトアップが始まった。午後5時半ごろ、雪化粧したかやぶき屋根がオレンジ色の照明にともされ、夕闇の中、幻想的に浮かび上がった。眼下に集落が広がる展望台では、観光客らが写真撮影を楽しんだ。 訪日観光客にも人気がある冬の風物詩で、今年で38回目。名古屋地方気象台によると、午後5時時点の積雪は46センチだった。 混雑や交通渋滞の緩和のため、集落の観光は完全予約制。展望台も1日当たり約900人に制限されている。ライトアップは2月18日までの日曜(2月11日は除く)と2月12日の午後5時半~7時半に実施される。