「次につながる走りだった」鈴木亜由子が丸亀ハーフ日本勢トップ5位 パリ五輪代表かかる名古屋へ出場予定
◇第76回香川丸亀国際ハーフマラソン(4日、香川) 香川丸亀国際ハーフマラソンが4日に開催され、女子の部では鈴木亜由子選手(JP日本郵政G)が1時間08分51秒の日本勢トップ5位に入りました。 【画像】前田穂南選手がマラソン女子日本記録を更新 パリ五輪に向け最有力候補となる 男女同時スタートのレースで、序盤は男子選手に囲まれる中、最初の5キロは15分57秒とフルマラソンよりもかなり速いラップタイム。15~20キロでは16分42秒まで落ちましたが、最後まで粘りの走りで女子の日本勢トップでゴールしました。 「今の状態を確認しようというところで、目標タイムをクリアできたので、次につながる走りだったと思う」 21年東京五輪は、マラソン代表として出場。2大会連続の出場を目指し、昨秋のMGCを走りましたが、12位に終わり、上位2人に与えられる代表内定はつかめませんでした。 1月の大阪国際女子マラソンで、同じく東京五輪代表の前田穂南選手(天満屋)が2時間18分59秒の日本新記録をマーク。これにより鈴木選手がパリへの切符をつかむためには、選考レースの最終戦である3月の名古屋ウィメンズマラソンで、日本記録超えが必須となりました。 鈴木選手は、去年の名古屋で日本選手トップの2位に入り、2時間21分52秒の自己ベストをマーク。「引き続き名古屋に向けてしっかりやっていきたいと思います」と決戦を見据えました。