大谷翔平、開幕戦の投手復帰は「難しい」 来日中のロバーツ監督「リハビリは順調」
日本での「二刀流」復帰はお預けとなりそうだ。来年3月18日に東京ドームで開幕戦を行う米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が4日、東京都内で、工務店などを展開する「木下グループ」の新CM制作発表会に出席。来季の投手復帰を目指す大谷翔平について「開幕段階での投手復帰は難しい」との見解を示した。 【表でみる】来日はいつ? ドジャース・大谷の今後の主な日程 大谷は昨年9月に手術した右肘のリハビリのため、今季は打者に専念。10月のワールドシリーズ第2戦では左肩を脱臼し、11月に修復手術を受けていた。 ロバーツ監督は「リハビリは順調に進んでいる」と報告を受けているとし、打者としては開幕戦の「ラインアップに入る予定」と強調した。ただ投手としてはシーズンを通したイニング数の調整が必要といい、「10月までの計画を立てた上で逆算していくと、3月のスタートは難しい。どのタイミングでスタートするか、計画をベースに考えたい」と慎重な姿勢を見せた。 「人の可能性を引き出す」というテーマで制作された新CM。二刀流のマネジメントは指揮官も未知の世界だが、「大事なことは、翔平といかに正直なコミュニケーションを取れるか。彼自身の経験にも頼りながら一緒に最適なマネジメントをしていきたい」と来季を見据えた。