バルサに“100億円”超えのオファーが届く 多くのクラブが興味を示すハフィーニャの気になる去就
選手本人は残留を希望
バルセロナに所属するブラジル代表FWハフィーニャ(27)は今夏の去就が注目されている選手の1人だ。 2022年夏にリーズからバルセロナに加入したハフィーニャ。22-23シーズンは公式戦50試合に出場し、10ゴール12アシストを記録すると、昨シーズンは公式戦37試合で10ゴール13アシストを記録。絶対的なスタメンというわけではないが、バルセロナに加入して2シーズン、安定した結果を残している。 そんなハフィーニャは多くのクラブから狙われている。バルセロナは同選手のことを評価しているものの、依然として財政難に悩まされており、今夏狙っているニコ・ウィリアムズやダニ・オルモ獲得には資金が必要になるためポジションも被るハフィーニャの去就が注目を集めている。 そんななか、スペイン『MUNDODEPORTIVO』によると、ハフィーニャにサウジアラビアのクラブからオファーが届いており、その金額は6500万ユーロ(約108億円)にもなるという。同メディアは同じくサウジアラビアのアル・ヒラルも以前同選手に高額なオファーを出していたことを報じていたが、バルセロナは最低9000万ユーロのオファーからしか受け付けない姿勢であると伝えていた。今回もバルセロナの要求額は足りない状況だが、売却となれば十分な移籍金を得ることはできそうだ。 しかし、ハフィーニャ自身は依然としてバルセロナでのプレイを望んでおり、移籍には消極的だと考えられている。それでも同選手の獲得に興味を持っているのはサウジアラビアだけではなく、アーセナルなどいくつかのプレミアリーグのクラブも動向を注目している。 ニコやオルモを獲得するのであれば、現有戦力の売却は必須となる状況ではあるが、ハフィーニャの去就はどのような結末を迎えるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部