「偽証した人は有罪、偽証を頼んだ人は無罪」 李在明代表に一審無罪判決を下した金桐玄判事、大庄洞事件も担当
25日に共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表を巡る「偽証教唆事件」の一審で裁判長を務め、無罪判決を下したソウル中央地裁の金桐玄(キム・ドンヒョン)部長判事(51)は全羅南道長城郡出身で、ソウルの宇信高、高麗大法学部を卒業した。25歳で司法試験に合格し、空軍法務官としての兵役を終えた後、2004年に光州地裁で判事としての生活を始めた。釜山地裁、ソウル東部地裁部長判事などを歴任し、昨年2月からソウル中央地裁で勤務している。 【写真】李在明代表に一審無罪判決…保革デモ隊の反応
金判事は裁判所内で同僚との関係が円満で、所信を持って裁判を進めるスタイルで知られている。4月の総選挙を控え、李代表が選挙運動のために裁判を延期するよう要求すると、「変更は難しい。裁判の手続きに関しては私が決める」と拒否した。 金判事は李代表を巡る大庄洞、慰礼新都市、城南FC、柏峴洞の事件も審理中だが、検察と李代表側が対立すると、積極的に介入し仲裁もしている。昨年11月には李代表の偽証教唆事件と大庄洞事件が一括して審理されるかどうかが注目されたが、金判事は二つの事件の審理を別々に進行することに決めた。比較的単純な偽証教唆事件が複雑な大庄洞事件と併合されていれば、結論が限りなく先送りされた可能性が高い。一緒に勤務した経験がある判事は「特定の政治性向に偏ってはおらず、法理に従って判決を下す判事と理解している」と話した。 パク・カンヒョン記者