引退発表・森泰斗騎手、「不祥事などではありません」11月29日に記者会見で理由説明へ
船橋競馬所属の森泰斗騎手(43)が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。千葉県競馬組合が同日に次回の第9回船橋競馬(25~29日)での騎乗をもって引退すると発表したことについて説明した。 「突然の発表で驚かせてすみませんでした」とつづった同騎手は「まずは残り2週間しっかり仕事したいと思っています。理由については29日の記者会見で話しますしその後ポストもしようと思っています」と説明。さらに「不祥事などではありません。残り少ない騎手生活よろしくお願いいたします」とつづった。 同騎手は1998年4月18日に、宇都宮競馬場で足利競馬所属としてデビュー。2000年にいったん騎手免許を返上したが、翌年に再取得した。03年に足利競馬が廃止されたことにより宇都宮競馬へ移籍したが、05年には宇都宮も廃止となり現在の船橋競馬へ所属を変更。15年に初の全国リーディングジョッキーに輝き、16、19、20、21年と計5度のリーディングを獲得。17年にはヒガシウィルウィンで東京ダービーを制覇し、ダービージョッキーの仲間入りを果たした。今年も277勝を挙げ、首位を快走している。11月15日現在、地方競馬の通算成績は2万8267戦4431勝で重賞71勝。JRAの勝利数は11。 千葉県競馬組合は12月16日に船橋競馬場で引退セレモニーを行うことも併せて発表している。
中日スポーツ