【地震対策】建物倒壊による“圧迫死”を設備で防ごう 9月は「防災月間」県庁で防災設備の展示会【岡山】
岡山放送
毎年9月は防災月間です。住宅における地震の備えを呼びかけようと、岡山県庁で防災設備の展示会が開かれています。 金属製の屋根がついた防災ベッド。就寝中に地震が起きた場合でも安全な空間を確保することができます。この展示会は9月の防災月間に合わせて県が住宅の防災対策を呼びかけようと開いたもので、シェルターなどの防災設備やパネルなどが展示されています。9月9日は防災建築に詳しい一級建築士の中村陽二さんによる展示品の説明が行われ、事前の対策を呼びかけました。 (一級建築士 中村陽二さん) 「建物の倒壊で亡くなる人が半数以上いる。阪神淡路大震災では約7割、能登半島地震では4割の人が(倒壊による)圧迫死で亡くなった。防災設備で体を守ることが大切」 (岡山県建築指導課 佐藤直史総括参事) 「まずは防災設備があるということを知ってもらいたい。そのうえでどのような対応が取れるか考えてほしい」 この展示会は岡山県庁の1階で9月13日まで開かれています。
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