三宅裕司、ラジオ40年、劇団45年の節目を振り返る「三世代で観に来てくれる人は大体『ヤンパラ』がきっかけ(笑)」
『ヤンパラ』を聞いてた人がおじいちゃん、おばあちゃんに
――改めて、劇団創立45周年、ラジオパーソナリティ40周年を振り返っていかがですか? 三宅:劇団を長くやってると、二世代三世代で観に来てくれる人がいるんですよ。俺だっておじいちゃんですから、60代、50代後半でもおじいちゃんなる人がいますからね。かつて『ヤンパラ』を聞いてた人でおじいちゃん、おばあちゃんになってる人がいるわけです。ということはですよ、舞台を三世代で見に来てる人のきっかけは大体『ヤンパラ』なんですよ……なんか、いい話になっちゃいましたね(笑)。 演じるお笑いがやりたくて、芸能界に入って、劇団も作った。劇団を売るため、自分も売れるために、ラジオをやって、テレビでコント番組をやって、コント番組ができなくなって、司会をやったりと、いろいろなことをやってきました。でも、結局残ったのが劇団とラジオなんです。 僕にとって劇団とラジオって演じる笑いができる場なんですね。最初に目指したものがやっぱり残るんだっていう。70を超えていろいろと振り返って、ここが残るのか、と思うと本当に感慨深いですね。 <取材・文/日刊SPA!取材班 撮影/山川修一>
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