大阪メトロが万博会場周辺で「オンデマンドバス」運行へ 開催時の交通需要に対応
来年の大阪・関西万博の開催に伴う交通需要の増加に対応するため、横山大阪市長は8日、大阪メトロが運行する予約制の乗り合いバスを会場周辺のエリアなどで新たに運行すると発表しました。 大阪メトロが運行する「オンデマンドバス」は、アプリなどで予約すると専用の乗り場から指定した時間に乗車することができる乗り合い型のバスで、大阪市北区・福島区・生野区・平野区の計4区で既に運行しています。 今回追加されるエリアは万博開催時、回遊性の向上が期待される大阪市都島区・中央区・城東区・東成区を含む「大阪城東部地区」と、万博会場周辺の西区・港区を含む「地下鉄中央線沿線エリア」です。 大阪市の横山市長は万博開催時の交通逼迫の対応策の1つとしていて、「ぜひご経験いただいて、新たな大阪市のモビリティとして市民の皆さんに認知していただきたい。」と話しました。 運行期間は、「大阪城東部地区」は今年11月から来年10月まで、「地下鉄中央線沿線エリア」は来年1月から10月までを予定しています。
ABCテレビ