週末の広島カープ(7月26~28日)1イニング9得点&島内颯太郎 復活 森下暢仁 2年ぶり神宮登板も 坂倉将吾 復調
オールスター明け最初の広島カープの相手は、ヤクルトでした。前半戦は9勝2敗と7個の貯金を積み上げた相性のよいカードに臨みました。 【写真を見る】週末の広島カープ(7月26~28日)1イニング9得点&島内颯太郎 復活 森下暢仁 2年ぶり神宮登板も 坂倉将吾 復調 ■7月26日(金)ヤクルト vs. 広島(神宮球場) 金曜日の初戦、カープ打線がいきなり「らしさ」を見せつけます。2点を先制されて迎えた2回、ノーアウト・満塁のチャンスを作ると、打席にはここまでヤクルト戦の打率.316と相性のいい 矢野雅哉 。走者一掃のタイムリースリーベースヒット。“ヤクルトキラー” 矢野の一打ですぐさま逆転に成功します。 さらに1アウト後、9番・先発ピッチャーのハッチ。センター前に運び、これが来日初ヒット・初打点となります。 この後も打線がつながり、6連打。ホームランこそないものの、この回、今シーズン、チームとして1イニング最多の「9点」を挙げます。 その後、9対6となり、迎えた8回。この日、再び1軍登録された 島内颯太郎 が、マウンドに上がります。7月9日以来の登板でしたが、二者連続で三振を奪うなど、無失点に抑え、復活した姿を見せます。 島内颯太郎 1回 球数21 被安打0 奪三振2 失点0 最後は守護神・栗林良吏 が、わずか3球で三者凡退に打ち取り、ゲームセット。後半戦のスタートを白星で飾りました。(ヤクルト 6-9 広島) 逆転タイムリー三塁打 広島カープ 矢野雅哉 選手 「絶対に優勝するので、あしたからも応援よろしくお願いします」 ■7月27日(土)ヤクルト vs. 広島(神宮球場) 土曜日の2戦目。神宮球場で2年ぶりの登板となった先発の 森下暢仁 は、明治大学時代に慣れ親しんだマウンドで快調なピッチング。味方の好守備もあって、6回まで無失点と試合を作ります。 しかし、7回、1アウト・満塁のピンチを迎えると、代打・川端慎吾 に前進守備の間を破られて先制を許し、この回、3失点。 森下暢仁 6回1/3 球数107 被安打6 奪三振3 与四球2 失点3 一方で、打線は元気なく無得点に終わったカープ、今シーズン15度目の零封負けとなりました。(ヤクルト 3-0 広島)