「aikoさんの信頼につけ込み…」事務所元取締役の男に懲役5年求刑 “1億円損害事件”裁判
歌手のaikoさんが所属する事務所に約1億円の損害を与えた罪に問われている、元取締役の男に懲役5年が求刑されました。 aikoさんの所属事務所の元取締役・千葉篤史被告(ちば・あつし=58)は、2016年から2019年までの間に、ツアーグッズなどを実際の価格より、約1億円上乗せして知人の取引先から仕入れ、会社に損害を与えた罪に問われています。 検察側は裁判で、「aikoさんの信頼につけ込み、取締役の立場を利用して利得を得ることを繰り返した」と指摘し千葉被告に懲役5年を求刑しました。 一方、弁護側は、「受け取った対価は正当な範囲を超えていない」として無罪を主張しました。