ヒットモデル「給電くん」の兄貴分! ひと回り大きな余裕も載せた「軽キャンパー」の老舗が放つ気の利いた装備とは
ピッコロキャンパー、給電くん、愛犬くん。いずれも軽キャンパーのオートワンの人気シリーズです。同店が、タウンエースベースのコンパクトクラスのバンコンバージョンを送り出しました。神奈川県平塚で開催された関東キャンピングカー商談会に出展された給電エースをチェックしました。 【写真】タウンエースベースのキャンピングカーの中身を見る(全10枚)
標準装備にプラスできるオプションも充実
充実の標準装備で知られるオートワンのキャンパーですが、軽キャンで築いてきた信頼のスペックはタウンエースベースでも変わらずのハイクオリティを誇ります。AC100VコンセントをDピラー上部に装備し、社外でも家電製品が使えるのはまさしく給電くん譲り。55Ahのサブバッテリーに700Wインバーター、40Wソーラーパネルの電装系システムを標準装備し、シンクは10Lのセットを搭載しています。車両価格は新車で本体322万7700円~(税抜)です。 当日の展示モデルは、さらにパワフルで頼り甲斐のあるオプションモードの100Ahサブバッテリー、2000Wインバーター、100Wソーラーパネルへアップデートしていました。
オリジナル塗装で唯一のキャンパーに作り上げる
ライトグリーンのシートとベッドマット。これに贅沢なヨット材を使用したウッドキャビネットを組み合わせ、車内は明るい調度のキャビンを完成。対面式リビングでゆっくりくつろぎモードから、セカンドシートをフラットモードにすることでベッドへの展開もスムース。ちなみにベッドサイズは215cm×100cmを確保。他社よりはやや幅に難ありですが、2名就寝なら十分です。 左側キャビネットはシャワーヘッド付きシンクを標準装備。右側キャビネットはスリムタイプ。小物棚とテーブルステーを装備しています。キャビネットに関してカスタムオーダーも受け付けているようです。塗装に関しても同様。自宅の簡単なリフォームや、小さな家具などDIYメイクしてしまうようなこだわり派のユーザーなら、塗装を含めて一度自作加工の範囲まで相談して、自分だけの1台にこだわり抜いてもいいかもしれませんね。そのほかにはサイドオーニングキットや防虫ネットまで装備の拡張が可能となっています。 登録はキャンピングカーの8ナンバー登録。ベース車両はタウンエースはもちろん、OEMモデルのマツダ・ボンゴでも対応できます。デモカーのホワイト×ベージュの2トーンカラーにホワイトのレトロ風ホイールの組み合わせもおしゃれです。
ソトラバ編集部