決算を読む 愛知時計電機 24年4~9月期 原価上昇など響き最終減益 メーター類伸び売上高最高 通期も増収減益予想
ガスや水道のメーター製造を手掛ける愛知時計電機(本社名古屋市)が1日発表した2024年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比3・4%増の255億8800万円と過去最高を更新した。主力のガスメーター、水道メーターともに日本国内での販売が好調だった。一方、原材料価格の上昇や、利益率の高い海外向けセンサーの販売減など製品構成の変化で、純利益は35・2%減の10億6千万円となった。通期(24年4月~25年3月)も、増収減益を予想している。