自民党・広瀬めぐみ参院議員の事務所と自宅に強制捜査 公設秘書の給与詐取疑い
日テレNEWS NNN
自民党の広瀬めぐみ参議院議員が勤務実態のない女性を公設秘書として届け出て給与をだまし取った疑いで、東京地検特捜部は30日、議員会館事務所や自宅に強制捜査に入りました。 関係者によりますと、広瀬めぐみ参議院議員は、勤務実態のない女性を公設秘書として届け出をし、国から給与をだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部は30日午前、議員会館事務所と広瀬議員の自宅に詐欺の疑いで家宅捜索に入りました。 勤務実態がないとみられている公設秘書は、届け出をされてる別の公設秘書の妻で、広瀬議員側は国から数百万円を給与として受けとったとみられています。 広瀬議員は、家宅捜索が入った直後、記者の取材に応じ、「事情がまだ分かっていないので、わかりましたら対応します」とコメントしています。 特捜部は、押収した資料の分析を進め、秘書給与めぐる資金の流れなど実態解明を進めるものとみられます。 広瀬めぐみ議員は岩手県盛岡市出身の弁護士資格を持つ58歳で、2022年の参議院選挙の岩手選挙区で自民党新人として立候補し初当選していました。