レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る
WWD:想像していた30代と似ていますか?
スルギ:漠然と30代になると、ある程度仕事も安定し、人間関係の幅も広がるんじゃないかと思っていました。 その予想はある程度当たっていたようです。 人見知りな性格のため、新しい人に会うのがぎこちなかったことが多かったのですが、かなり柔軟になり、いろいろな人の中で快適に過ごす術を身につけることができました。 そして、どんどん「私という人間」がはっきりしてくるのもいいですね。
WWD:人から受けるストレスはありませんでしたか?
スルギ:私は特に人のせいで辛いと感じたことはないですね。少しでも問題があるときは、ほとんどの場合、コミュニケーションをとればお互いが理解しあえるので、特に「とても憎い」「嫌だ」と思ったことはなかったと思います。 私がポジティブすぎるからでしょうか?海外スケジュールが多いときは、むしろ長距離のフライトも楽しいですね。 飛行機の中でいろいろなことをしています。 いろいろな計画を立てたり、写真の整理をしたり、自分だけの時間を過ごします。 だから、私は飛行機の行き帰りのスケジュールもそれなりに楽しんできたと思います。
WWD:長い練習生期間を耐えてきたと思いますが、ついに幸せな30歳を迎えることができましたね
スルギ:デビュー前にレッスン期間が長くなるにつれて、練習生としてのマンネリ化が来たことがありました。 練習をいくらやっても実力が停滞する時期があるのですが、その時に自信もなくなり、行き詰まった気分になることもありました。 でも、私はこの仕事がとても好きだったので、他の仕事をしようと思ったことはなかったと思います。 ただ、気持ちが焦り、自分が不足していると感じて少し辛かったです。でも、その時期をうまく乗り越えてここまで来たことを誇りに思います。
WWD:自分の仕事が本当に好きなようで、とても素敵です。だからか、自然と「スルギスタイル」が生まれたような気がします