レッドベルベットのスルギがデビュー10周年 ロマンチックな街、パリで30歳になった今について語る
WWD:この10年という時間を誇りに思っていると
スルギ:性格上、もっと気をつけようと努力もしましたし、それに欲を出さずに生きてきたと思います。 そうすれば問題が起こらないと思ったからです。 これからはそのマインドを活用して、これから自分がやりたいことを探そうと思っています。 そんな気持ちでユーチューブも始めました。
WWD:20代での後悔はほとんどなさそうですね
スルギ:うーん…本当に悔いはないですね。 レッドベルベットとして生きてきた日々が私の性格に合っていたのもあります。内向的な性格の私にとって、ステージに立って人に会う生活はいつも楽しいものでした。 発散している自分を誰かが好きになってくれるのは、いつもドキドキしました。同年代の友だちに比べて普通の生活はできませんでしたが、悔しいとか未練が残るようなことはないですね。 多様な経験をすることができない代わりに、変わった経験をすることの方がずっといいんです。 芸能人としてしか感じられないこと、例えば「知らない人が私を知っている」ということが、私を正しい生き方をさせるというのも特別な経験です。
WWD:思いもよらない答えですね。いつからこのような生活を夢見ていたのですか?
スルギ:イ・ジョンヒョン先輩のステージを見ながら漠然ととても好きだと思ったんです。 お父さんとお母さんの前でその歌とダンスを踊りながら楽しかったし、自然に「私はこういうことが好きなんだ」と分かりました。 歌も絵も全部好きで、運動も好きでした。 芸能は何でも好きだったし、今も好きです。 だからこの生活がすごく満足なんです。たまに一人でソチョン(西村)のような町を歩き回ってコーヒーを飲んだり、本を読んだりもします。 後悔することなく、毎日をかなり充実させながら生きているような気がします。
WWD:それでもなかなか大変な時間を過ごしてきたと思います
スルギ:そうですね。私は、30歳になったことで、すごくいいことが増えたと思いました。30歳という年齢は、20代で感じたことを具体化する時期だと思うんです。 だから30代は素敵だと思うんです。具体化する分、感情的な余裕も生まれるんでしょうね。