ヤクルト・奥川恭伸が1軍合流!「すごく気分が上がっている」 14日からのオリックス3連戦で2年ぶり1軍登板
帰ってきた。ヤクルト・奥川恭伸投手(23)が10日、1軍に合流した。みずほペイペイドームで行われた先発投手練習に参加し、キャッチボールや距離の長いダッシュなどで調整。素直な心境を口にした。 【写真】言葉を交わす奥川と内山の「星稜コンビ」 「本当にすごく気分が上がっている。まだそんなに実感はないですけど、なんかこんな方に動いていたなとか、そういうのを思い出しながら懐かしいなっていうふうに思いましたね」 右肘痛からの完全復活へ、大きな一歩を踏み出す。14日からのオリックス3連戦(京セラ)での先発が見込まれており、1軍登板すれば2022年3月29日の巨人戦(神宮)以来、約2年ぶり。苦しい時期を支えてくれた人たちのためにも、躍動する姿を見せる。 「いろいろ助けてもらいましたし、支えてもらっていたので、いつかは絶対に恩返しはしたいなって思っていた。そのチャンスを今回もらえたので、どういう内容になるかはわからないですけど、本当に最後まであきらめずに思いっきり腕を振りたいなって思います。それが恩返しかなと思いますね」 今季は、1軍キャンプでスタート。その後はコンディション不良で2軍での調整が続いていたが、イースタン・リーグで計6試合に登板し2勝2敗、防御率3・51の成績を残してきた。前回6日のオイシックス戦(戸田)では、予定通り3回⅔で48球を投げ3安打2失点。1軍復帰への準備を整えてきた。 1軍合流が決まり「すごく長かったので、ようやく合流できるっていうことで、うれしい気持ちが最初に来ました」と奥川。誰もが待っていた背番号18が帰ってきた。