オシムヘンはアーセナルからのオファーを期待?チェルシーは争奪戦から撤退か|ナポリ|セリエA
ナポリFWヴィクター・オシムヘンは、アーセナルからのオファーを期待しているようだ。 昨季セリエAで26ゴールを奪い、33年ぶりのスクデット獲得の立役者となったオシムヘン。今季もケガがありながら25試合で15ゴールを決めたが、今夏の去就が大きな話題に。イタリア複数メディアによると、ナポリ側も放出に前向きであり、本人はプレミアリーグ挑戦を望んでいることなどが伝えられていた。 そんな中で『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は1日、ナポリとチェルシーの交渉が難航していることを指摘。ナポリ側はロメル・ルカクの譲渡+移籍金8000万~9000万ユーロ(最大約153億円)を求めたが、チェルシーがこの条件に同意せず。チェルシー側からは正式な提案がないと伝えていた。 そして同メディアのジャンルカ・モンティ記者は2日、オシムヘンの状況についてアップデート。チェルシーについては、新監督就任が濃厚とされるエンツォ・マレスカ氏が違うタイプのストライカーを望んでおり、争奪戦から撤退したという。 またオシムヘン本人は、未だプレミアリーグ挑戦を熱望。現在はアーセナルが獲得に動くのを期待して待っている状況のようだ。アーセナル側は具体的な関心を見せていないものの、今夏の移籍市場でストライカーを探しており、可能性はゼロではないと伝えられている。 一方で、ナポリ側の要求額は高額になる模様。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は契約解除金1億3000万ユーロ(約222億円)全額の支払いを要求。現在オファーを待っているという。しかし、オシムヘンの年俸が来季は1000万ユーロ(約17億円)に上昇することもあり、今夏中の放出を進めるつもりのようだ。今後の動向に注目が集まっている。