ヤクルト・木沢尚文&長岡秀樹、児童養護施設で交流会 チキンやドーナツなどプレゼント 木沢「何らかの形で貢献できれば」、長岡「少しでも喜んでもらえたら」
ヤクルト・木沢尚文投手(26)、長岡秀樹内野手(23)が23日、ともに出身地の千葉・船橋市にある児童養護施設「恩寵園」を訪問。24日にクリスマスイブを迎えるとあって、チキンとドーナツを各100個、電子機器などをプレゼント。施設を利用する30人と約1時間交流した。 長岡は、船橋市内で中学校の教諭を務める父・尚恭さん(60)の関係で昨年に続き2度目の訪問。「やっぱりいろいろな事情があって、ここにいる方たちに少しでもいいことできないのかなと思いながら来ていますし、こういう活動を何年もずっとやり続けられたらなと思います。同じ船橋(出身)として、何か、少しでも喜んでもらえたらいいなと思います」と思いを明かした。 初訪問となった木沢は「去年長岡が誘ってくれなかったので(笑)。今回は僕がどうしても一緒に行きたいのでって、無理やり連れてきてもらいました。実際、僕の中学校の親しい友人にもこの施設の人間もいましたし、東京が本拠地ですけど、地元に毎年毎年何らかの形で貢献できればなと思います」と志願して実現したことを明かし、「オフシーズンしかこういう活動はできないですし、現役の選手であるうちにやることに意義があると思う。僕らと一緒に過ごした中で、また来年も僕らがシーズン頑張って、テレビでスワローズの試合を見てもらって、その中で一緒に過ごした人が頑張っている姿から、少しでも何か感じとってもらえたら僕らとして本当にこういう活動している意義があるのかなと感じます」と思いを口にした。 クリスマスの思い出を聞かれた長岡は「本当に起きたらプレゼントがあるので。本当に信じていましたし、サンタさんの正体を暴こうと薄目で寝ていたときもあったんですけど、ちょっと眠気に耐えられず、見られなかったというのが思い出です。ゲームカセットが欲しくて。ずーっと一日中やっていた」と幼少期のエピソードを披露。木沢は「やっぱりサンタさんが家のどこにプレゼントを隠してくれたんだろうというのを一生懸命探していたのを今でも覚えています。黄色の折り畳み傘をもらって、それを年明けすぐに力の強い女の子に折られて号泣したのを覚えています」と苦い思い出を明かした。