下振れしやすい日本株市場で頼りにしたい足元好調3銘柄
来週は日本銀行の金融政策決定会合が開催される。植田和男総裁のコメントも注目されやすい状況となりそうだ(写真:ブルームバーグ)
9月13日の東京株式市場は、外国為替市場で一時1ドル=140円台まで円高ドル安が進行したことを嫌気して、日経平均株価が後場に入って一段安となった。3連休を控えたポジション調整の売りも出たようだ。日経平均の終値は前日比215円安の3万6581円と反落した。 来週(17~20日)は、日米の金融政策決定イベントの内容やそれに連動した外国為替相場の反応をにらみながらの神経質な推移となりそうだ。FOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)では0.25%の利下げ、日本銀行は現状維持がそれぞれメインシナリオとして織り込まれているようだ。 ただ、それ以降の金融政策の方向性を感じ取り、円高が進行した場合、日経平均の波乱展開も想定される。来週の日経平均の想定レンジは3万5700~3万7100円とする。
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冨田 康夫