「毎日お風呂に入るの?」養子に迎えた娘の言葉に胸がしめつけられる…母の投稿が話題「泣けてきました」「娘さんの幸せな当たり前が増えていきますように」
「我が家に来てからの娘の言葉が本当につらかった。『お味噌汁って、温かいとおうちで食べても美味しいんだね』『毎日お風呂に入るの?』『昨日と同じ服はダメなの?なんで?』お箸や鉛筆の持ち方も歪で、ドライヤーをどのくらい離せば熱くならないかも知らなかった。娘のこれからの生活は私が守る」 【写真】母が感激した、娘からの「手紙」(貼られたシール、実は…) 養子として迎えた娘さんのエピソードを、二児の母で16.6万人のフォロワーがいる杏さん(@apricot_candy_a)がX(旧Twitter)に投稿。それは「お味噌汁って、温かいとおうちで食べても美味しいんだね」「毎日お風呂に入るの?」「昨日と同じ服はダメなの?なんで?」など、これまで当たり前だと思っていた日常生活を送ることができなかった娘さんの言葉につらい気持ちになったというもの。そんな投稿には、新しい家族とともに娘さんのこれからの幸せを願う人たちからたくさんのコメントが寄せられています。 「沢山の初めてに幸せを感じられます様に」 「当たり前なことなんてないのですが、娘さんの幸せな当たり前が増えていくことを願っています」 「泣けてきました…あたたかい家、美味しいごはん、清潔な環境。素晴らしいです」 「お嬢様が、子供時代のうちに、安心、信頼できるのであろう人物に巡り逢えたことに強く心を打たれます」 「娘さんは楽しい、うれしい発見の毎日なのかも 暖かいお布団においしいご飯、綺麗な服。お話ししてくれる、話を聞いてくれる、一緒に笑ってくれる、そんな素敵なママができて本当によかったです。これからもお幸せでありますように」
ある時、娘からの「手紙」に母が感涙…
多くの人たちの心に染みた娘さんのエピソードをポストした杏さん。娘さんを家に迎えた当時のことを、こう振り返ます。 「娘、我が家に迎えた頃はときどき『私がいて邪魔じゃないですか…?』って言ってたけど、その度に『あなたはもう我が家の宝物。邪魔になることは絶対にない』と返してたら最近は『私、宝物…?』と照れながら聞いてくるようになりました。娘が安心できるまで何度でも答えます。我が家の子どもたちは宝物です」 また杏さんは、娘さんが来てから欲しいものをなかなか主張してくれず気をもんでいましたが、ある時、娘さんから「この折り紙とシールが欲しい」と言われたことがありました。 「珍しく欲しいものを言われてすごくうれしかったんです。それも私への手紙のためでした。どんなに向き合っても力不足な気がしてたけど、その手紙に書かれた『最初からこの家に生まれたかった』の一文で全て報われました」 手紙を通じて、少しずつ娘さんとの距離が縮まってきたことを杏さんは実感。そして、娘さんの心の“変化”が徐々に言葉に表れてきたといいます。 「娘が『もう!お母さんちょっと待って!』って言ったんです。我が家に迎えた日なんて『ごめんなさい』『どきます』『何でもいいです』しか言わず、遠慮がちでわがままを言ってくれなかったのに…娘が初めて少し強い言葉を口にしました。口にしたとき、嬉しくて涙が止まりませんでした」