来春センバツ21世紀枠 育徳館が県推薦校に /福岡
県高校野球連盟は14日、2025年春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)の21世紀枠県推薦校を県立育徳館高(みやこ町)に決定した。育徳館が推薦校になるのは13年ぶり2回目。22日、学校で表彰式がある。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 育徳館は1758(宝暦8)年の開校で、県内の高校で最古の歴史を持つ。今秋の県大会は、投手を中心に接戦を勝ち抜いて準優勝し、九州大会に初出場した。1回戦で日南学園にサヨナラ勝ち。準々決勝では柳ケ浦に惜敗したものの、8強入りの成績を残した。 県高野連は選出理由を「平日の練習時間が短い中、早朝や昼休みに準備するなど工夫をしている。部員が学校行事や生徒会活動に積極的に参加し、他の生徒に良い影響を与えている」などと評価した。 21世紀枠は12月に九州・沖縄各県の推薦校から九州地区の候補校1校に絞られ、2025年1月の選考委員会で出場2校が選出される。【松本昌樹】 〔福岡都市圏版〕