【高校サッカー全力新聞】宮城・仙台育英「ハイライン・ハイプレス」で国立の舞台へ
12月28日に開幕を迎える第102回全国高校サッカー選手権大会。宮城県代表は、仙台育英。全国の初戦は、12月29日の1回戦、神戸弘陵学園と対戦します。
■野球部は甲子園制覇も成し遂げたスポーツ名門校
2022年夏、仙台育英野球部が初の甲子園優勝を成し遂げました。今年の準優勝に貢献した山田脩也選手が阪神からドラフト3位指名を受けるなど、全国屈指の強豪校です。他にも、今年は「ラグビー部」が花園に28大会連続出場、過去に男女アベック優勝経験のある「駅伝部」も全国高校駅伝に出場します。 生徒数3000人を超えるマンモス校で、様々な部が全国に出場する中、サッカー部が目指すのは「国立の舞台、そしてその先の全国制覇」。野球部の全国制覇に続きたいと意気込みます。
■伝統になりつつある「ハイライン・ハイプレス」
仙台育英のチームスタイルの一つが「ハイライン・ハイプレス」。前線からとにかくボールを追いかけ、積極的に奪いに行く。2019年、県内のライバル校聖和学園のドリブルサッカーへの対策として取り入れたこのスタイルで98回大会は全国ベスト8になりました。 そこから4年、受け継がれながらも昇華した「ハイライン・ハイプレス」で聖地・国立競技場を目指します。 (取材・文:高校サッカー民放43社/ミヤギテレビ)