大阪の経営コンサルタントの男が、決算報告書を粉飾し、銀行から約5000万円の融資金をだまし取ったとして、再逮捕されました。 　詐欺の疑いで再逮捕されたのは、経営コンサルタントの平井登容疑者（50）です。捜査関係者によりますと、平井容疑者は5年前、電気配線工事会社の元社長、阿部哲也容疑者（55）と共謀し、債務超過にもかかわらず資産超過を装った決算報告書を銀行に提出し、約5000万円の融資金をだまし取った疑いです。 　平井容疑者は逮捕前、読売テレビの取材に対し粉飾を認めていました。 　平井容疑者 　「粉飾はやってしまっている。（粉飾を）指南したことについて、私は責任を逃れるつもりはございません」 　平井容疑者は、別の会社でも決算書を粉飾し、融資金をだまし取ったとして、12月、逮捕・起訴されています。