車好きの夢を実現 ガレージと客室が一体化 愛車と泊ることができるホテルを勝山市に建設へ
FBC福井放送
ガレージと客室が一体となっていて、愛車を見ながら宿泊ができる北陸初のホテルが勝山市内に建設されることが決まり、新たな客層の誘致が期待されています。 建設予定地は、勝山市が管理する「道の駅恐竜渓谷かつやま」の横、およそ1250平方メートルの分譲用地です。 ホテルは木造平屋建てで、部屋は2室あり、いずれもガレージを併設しているため、愛車やバイクを眺めながら宿泊できる北陸初の形態です。 26日は建設と運営管理を行う市内の不動産会社と勝山市が、企業立地協定と土地の売買契約を結びました。 ■恐竜不動産 笠川康平 社長 「ガレージハウス型の宿泊施設は車好きの夢だと思うので、全国的に見てもガレージ型の宿泊施設は非常に少ないので、建てようと計画した 観光客誘致を市を挙げて取り組んでいるので、その一役を担えれば」 勝山市では、県立恐竜博物館などに多くの観光客が訪れる一方、宿泊施設が足りないことが課題で、車やバイク好きという新たな客層の誘致にも期待しています。 ホテルは来年3月以降に工事を始め、7月のオープンを予定しています。 *部屋の一つは愛犬との宿泊も可能ドッグランも備える予定 *受付やロビーはなく、ネットで事前決済して予約し、入室するスタイル *一部屋6人まで宿泊でき一泊2人食事なしで3万5000円~ *食事は近くのレストランと地元の食材を使った料理の提供やバーベキューも *冬の間はガレージ部分に遊具を設置して、家族向けの宿泊施設としても活用する計画