【BCフィリー&メアT】「危険な人気馬」シンデレラズドリームは休み明けの臨戦過程に不安が…
ゴドルフィンのシンデレラズドリーム(牝3、C・アップルビー)は危険な人気馬だ-。これまでの戦績は7戦6勝。唯一の敗戦は英1000ギニーの7着で、間違いなく、高い能力を秘めているのだが…。 臨戦過程が不安材料だ。英1000ギニーで敗れた後は米国に遠征。強烈な末脚でG1ベルモントオークス、G2サラトガオークスを連勝している。この2戦は「米牝馬芝3冠(ターフティアラ)」の第1戦と第2戦だった。その後、ターフティアラ最終戦のジョッキークラブオークスには向かわず、カナダのEPテイラーSを目標にしていたが、直前で出走を取り消し。アップルビー師は「疝痛(せんつう)を起こし、出走を取りやめなければならなかった」と明かしている。 EPテイラーSを取り消した後、キーンランドのクイーンエリザベス2世チャレンジCも視野に入れていたが、フレッシュな状態でBCに挑むために、直行を決めたとのこと。サラトガオークスから3カ月ぶりの実戦。ポテンシャルの高さは認めるものの、今回はどこまで能力を発揮できるか。