【アルゼンチン共和国杯】武豊のコメントに穴の気配!? 斤量60キロから解放されたアドマイヤビルゴが不気味
[GⅡアルゼンチン共和国杯=2024年11月3日(日曜)3歳上、東京競馬場・芝2500メートル] アルゼンチン共和国杯は「芝2500メートル」。過去の戦績から、その距離で走っている姿をあまりイメージできない馬がいるが、陣営にはしっかりと狙いがあるようだ。 まず、人気を背負うセレシオン(牡5・友道)は中距離を中心に使われてきて、2400メートル以上を使うのは一昨年の菊花賞以来。2、3走前が1800メートルだったこともあり、2500メートルといった感じがしないのだが、スタートがそれほど速くなく、ゆっくり運べる距離のほうがいいとの話が以前から出ていたそうだ。友道厩舎担当の松浪記者は「いまは競馬で集中を切らさずに走れる。ひっかかる面もないので」というコメントを陣営から耳にしており、「この距離でパフォーマンスを上げる可能性もありそうだ」と指摘する。 2200メートルまでしか経験がなく、前走で初めて2600メートルに挑戦した同厩舎のアドマイヤビルゴも同様。結果は8着に終わったが、もう一度、長い距離に出走してきたのには理由がある。前走後、武豊ジョッキーがこう口にしたというのだ。 「いまなら長い距離のほうがいいかもしれない」 着順以上の内容だと評価されたことでのアルゼンチン共和国杯への出走となった。松浪記者は「小柄な馬だけに60キロの斤量から解放されるのもプラス」ともメモしているだけに穴で面白いかもしれない。
東スポ競馬編集部