実はアナログ管理が正解! パスワードを正確に管理できる専用ノート【今日のライフハックツール】
テクノロジーが進化するのと同様に、実はテクノロジーを扱う際の“お作法”も少しずつ変わってきています。 実はアナログ管理が正解! パスワードを正確に管理できる専用ノート【今日のライフハックツール】 たとえばログインパスワードについて、ひと昔前は「パスワードを紙に書いて残すなんて、危なすぎる!」という風潮だったのですが、最近は「それよりは、長くて複雑なパスワードを複数運用するのが重要だとの解釈もあるようです。※個人運用の場合。 というのも、ネット犯罪で使われている強力なAIパスワード解析ツールに対して、簡単に覚えられる程度の長さのパスワードはなんの役にも立ちません。 実際、経済産業省の情報処理推進機構(IPA)によれば、最低でも10桁(できれば15桁以上)で英大文字/小文字/数字/記号が混在したパスワードを、サービスごとに別々のものを使うのが大事とのこと。それはさすがにメモなしで記憶するのは難しそう。 そこで試してみてほしいのが、パスワードの書き残しに特化した「パスワードノート ケルベロス」です。 【「ケルベロス」はこんな人にオススメ!】 サブスクやネット銀行などのID・パスワードの管理を効率化したい ネット犯罪防止を強化したい パスワードを1箇所にまとめて管理したい
“書き/読み間違わない”工夫がすごい!
アラフィフ辺りの人なら、子どもの頃にファミコン版「ドラゴンクエスト」を遊ぶ際に「ふっかつのじゅもん」をメモした記憶があるかもしれません。そして同時に、メモを書き間違えて大事なセーブデータを飛ばしてしまった辛い記憶もあるかも? 長くて複雑なパスワードは安全ですが、その代わり、書き間違いや読み間違いを起こす危険性も無視できません。 具体的には、英大文字「O」(オー)と数字「0」(ゼロ)とか、英大文字「I」(アイ)と英小文字「l」(エル)と数字「1」(イチ)などは、手書きだとミスの危険度はかなり高め。 そこでテージー「パスワードノート ケルベロス」は、文具王 高畑正幸氏監修による特殊なマス目罫線を採用。書き間違い・読み間違いを大幅に減らすよう工夫されているんです。 記録ページのメインは、上中下3段+チェック欄に分割された記入マスです。 英大文字を書く場合はチェック欄に線を引きつつ上・中段に書き、英子文字は中段のみ、数字は中・下段に渡って記入します。記号は「_」(アンダーバー)は下段、「-」(ハイフン)は中段というように書き分ければOK。 この書き分けルールだと、言葉で説明されただけだと難しそうに感じるかも。しかし、理屈は通っているので、実際に書いてみるとすぐに慣れるはず。パスワードを確認する際も、同じルールで読み解けばいいだけです。 あとは同じパスワードを使い回さず、サービスごとに変えて運用すれば、アカウント乗っ取りなどのリスクも大幅に減らせそう。 記録ページとは別に目次ページも備えているので、パスワードの数が増えても管理は難しくありません。