ハッピーベイビープロジェクト、子育て中の家族の助っ人家事代行サービスを紹介します。 今回、1日の中でも一番バタバタする夕方の時間に育児中のお宅にお邪魔してきました。　　　　　　　　 お邪魔したのは寺崎さんのお宅。 生まれたばかりの李央くん(生後2ヶ月)がご機嫌さんで迎えてくれました。 ママの美優さんは育休中で李央くんと、上のお兄ちゃんの育児に毎日てんやわんやです。 ＊ママ　美優さん　　　　　　　 「毎日がいっぱいいっぱい。抱っこしていたら家事が進まなくて大変。夕方は記憶をなくすほどバタバタ」　　　　 そんな寺崎さんに私が提案したのは…。 『家事代行サービス』です。 やってきたのは富山市を拠点に活動している家事代行サービス、『たのんちゃ』の柴亜希子さん。家事の助っ人にやってきました。 アレルギーや好き嫌い、作る量、味の好み、調理器具の場所などしっかりとヒアリングをしてから作業に入ります。 ＊ママ　美優さん　　　 「私が薄味なんですけど、主人が濃い味が好き」　 ＊家事代行サービス「たのんちゃ」柴亜希子さん 「今回はママに合わせましょう」　　　　　　　　 早速、料理に取り掛かります。 食材は買い物代行をすることも可能ですが、冷蔵庫の中のものでたのんちゃ！が一番多いそう。 柴さんは4人の子供を育てるお母さんで、『産前産後のママたちに寄り添い、日常生活をサポートしたい』と家事代行サービスを2年前に開業しました。 ＊家事代行サービス「たのんちゃ」柴亜希子さん 「対面でお会いするので直で喜んでもらえる。自分も産後大変な時期があった。そのサポートに少しでもなれたら」　 柴さんが家事代行で大切にしているのは、依頼者とのコミュニケーション。 食事や掃除など家事だけではない心のサポート、メンタルケアも大切にしています。 ＊家事代行サービス「たのんちゃ」柴亜希子さん 「私も年子だったので記憶がない」　　　　　　　　 李央くんを抱っこしてごろごろするつもりのママでしたが…。 手際のいい柴さんの食事の準備に興味津々です。 ＊ママ　美優さん 「この姿を見て学べる」 最近では里帰り出産をしない方が多く、たわいもない会話が大人との関わりが少なくなる産後の心をほぐしてくれるんです。 午後４時すぎ。　　　　　　 ＊ママ　美優さん 「長男の迎えに行ってきます」　　　　　　　 ＊家事代行サービス「たのんちゃ」柴亜希子さん 「いてらっしゃい」 ママがお迎えに行っている間は全集中！ どんどん料理が出来上がっていきます。 おいしそうですね！ 長男・凪央くんが帰宅しました。 美味しい香りがしたのか帰ってくるなり、食卓の自分の椅子に座り始めた凪央くん。 リンゴをもらって、さらに…。 つまみ食いです！ ＊家事代行サービス「たのんちゃ」柴亜希子さん　　　　　　　 「ママがいつも作るのと違うから食べてみたいんだよね」 午後4時半、寺崎家のバタバタタイムに突入！です。 李央くんも腹ペコの様子。 いつものミルクもこの日はゆっくりあげられました。 他人だけれどもお母さんのような存在がいる、それだけで安心感が違うんです。 柴さん、この日は午後3時から5時までの2時間、料理、お風呂と洗面の掃除をこなしました。 今では多い時に月に50件ほどの依頼があり、リピーターも多く需要が高まってきています。(初回お試し3900円） この日はカボチャのあんかけと、リクエストしたハンバーグなど栄養バランスのいい寺崎家好みの今晩のおかず5品が完成しました！ ＊ママ　美優さん 「おいしそう。敷居が高いイメージだった、敷居高くなかった。お金持ちの奥さまが使うイメージ」　　　　　 ＊家事代行サービス「たのんちゃ」柴亜希子さん 「親戚のおばさんだと思ってください」　　　 ＊家事代行サービス「たのんちゃ」柴亜希子さん　　　　　　 「家事代行さんくるまえに片付けないとはずかしい。申し訳ないと思う方がいるがそのままで大丈夫。本当に気軽に使ってほしい」　　 この後、家族で楽しく夕食の時間を過ごしたそうです。 家事代行のリピーターのお宅では、そのお宅のご主人から料理のリクエストもあるということですよ。 柴さんは、今後、家事代行が来なくても自分で家事ができるようになる講座などを開いていきたいということです。