【フィギュア】青木祐奈「目標が達成できた」70・07点でSP6位 フリーは最終Gで滑走へ
<フィギュアスケート:全日本選手権>◇第1日◇20日◇大阪・東和薬品RACTABドーム◇女子ショートプログラム(SP) 【写真】青木祐奈のSP演技 青木祐奈(22=MFアカデミー)が国際スケート連盟(ISU)非公認ながら今季自己ベストの70・07点をマークし、全日本では自己最高のSP6位につけた。1つの目標としていた70点台に乗せ「やることをやれば出ると思っていた。目標が達成できて良かった」と明るくうなずいた。 冒頭では代名詞のルッツ-ループの連続3回転ジャンプを着氷。高難度の連続技で会場を引き込むと、SP曲「アディオス・ノニーノ」に合わせて、強弱のある舞いで滑り切った。 当初は日大4年生だった昨季限りで引退するつもりだったというが、GPシリーズ・NHK杯で5位と躍進した経験や先輩スケーターなどからの後押しもあり、現役続行を決意。11月には2年連続のNHK杯で3位となった。 この日も78・92点で首位の坂本花織(24)、71・05点で4位の樋口新葉(23)といった同世代の選手たちとともに、22日のフリーでの最終グループ入りを決めた。「同世代への思いが強いので、みんなが活躍していると、自分もすごくやる気になります。お互いに良い刺激を与えられたらいいなと思っています」と思いを込めた。