「106万円の壁」撤廃向け…「年収156万円未満」をパート社会保険料の企業負担増やせる特例対象とする方向
FNNプライムオンライン
いわゆる「年収の壁」をめぐり厚生労働省は、パート労働者の社会保険料の企業負担を増やせる特例の対象を「年収156万円未満」とする方向です。 現在パートなど短時間で働く人は、従業員51人以上の企業で週20時間以上働き、年収約106万円以上を受け取ると、厚生年金に加入し保険料を払う必要があります。 このため、年収106万円から手取りが減るため、「働き控え」の要因と指摘されています。 この対策で、厚労省は、「106万円の壁」を撤廃する方針ですが、「週20時間以上」との要件は残すため、新たな壁となる恐れがあります。 このため厚労省は、原則、本人と企業が折半する保険料の負担割合について、合意すれば企業の負担を増やす特例を検討していて、対象を年収156万円未満の人とする方向です。
フジテレビ,社会部,経済部
【関連記事】
- 「場所をわきまえて」選挙スタッフのミニスカ・網タイツが物議…女性スタッフ「単純に暑かった。服装の自由」候補者は「管理不十分」と反省
- せっかく政権交代の機運が盛り上がっているのに、やはりこの人の一言がすべてをぶち壊す
- 【独自】両手いっぱいに盗品抱え…“欲張りドロボー”を警察が待ち伏せで現行犯逮捕 しかし店には“もうひとり常習犯”が… 川崎市
- 「最初は家族でいたみたい、お子さんもいた」死亡の“40代男性”は顔に切り傷と頭に殴られた痕 逃走した39歳男を群馬県内で確保、犯行認める 栃木・宇都宮市
- 本土最東端の地で『謎のリンゴ』 7~8年前から実がつき始め「今年になって急に大きくなった」 “真冬の根室市”で何が起きている?一体どこから? 北海道