にんべん 焼津で工場見学ツアー 「だしアンバサダー」対象に
にんべんはこのほど「つゆの素」60周年と「フレッシュパック」55周年を記念し、にんべんだしアンバサダー限定のイベント「工場見学ツアー」を開催した。 当日はアンバサダー15人が静岡県焼津地区を訪れ、「つゆの素」の原料となる鰹節を製造する「丸栄田尻工場」と「つゆの素」や「フレッシュパック」を製造する「にんべん大井川事業所」を見学した。 丸栄田尻工場は「つゆの素」や「フレッシュパック」の原料にもなる荒節を製造している工場。参加者は生切り、籠立て、煮熟や手作業による骨抜き、焼津式乾燥機や急造庫による焙乾の各工程を見学し、鰹節の作り方を学んだ。また、職人による検品・選別の様子も見学。歴史ある鰹節づくりの職人の技と先端技術を徹底追求した仕組みを知ることで、鰹節をより身近に感じる機会になった。
にんべん大井川事業所は敷地面積約1万坪で、原料倉庫(冷凍庫)、「つゆの素」(1ℓ、1.8ℓ)や「白だし」(同)などを製造するつゆの素工場、「フレッシュパックソフト4.5g×8袋」などを製造するパック工場を持つ事業所。参加者は全国から集まった本節などを保存する原料倉庫を見学した。つゆの素工場とパック工場の各工程を回り、「つゆの素」や「フレッシュパック」の作り方を学んだ。 また、大井川事業所で本節を選別している職人から選別のポイントを学ぶ貴重な機会も得た。