「鎌倉~東京」の通勤を「グリーン車」で済ませる場合、年間の「通勤費用」はどれだけかかる?
鎌倉から東京までの約1時間、満員電車で通勤するのにストレスを感じる方は多いでしょう。本記事では、通勤時間を有意義に使える「普通電車グリーン車」について解説します。コストや利用のメリットも紹介するため、参考にしてください。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
新幹線以外にもグリーン車がある?
グリーン車と聞くと、多くの人が「新幹線に設けられた、通常車両とは異なるハイグレードな座席や設備のある特別車両」というイメージを抱くでしょう。 グリーン車の座席は、1列に4席しかない分、座席が広く設計されているようです。また、肘掛けも通常車両より広めに作られており、全席にフットレストやコンセント、読書灯などが設置されているのも特徴です。 JR東日本によると、「東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通(快速)列車」には、新幹線のグリーン車に似た「普通列車グリーン車」が導入されています。
普通列車グリーン車の特徴
JRの普通(快速)列車に連結されている普通列車グリーン車は、普通車両に連結されている2階建ての特別車両です。この普通列車グリーン車は、朝の通勤ラッシュ時でも満員電車から開放され、ゆったり移動できることから通勤にも利用されています。 なお、普通列車グリーン車は、通常の運賃以外に普通列車グリーン券の料金が必要です。普通列車グリーン車には、次の特徴があります。 ■座席が広い 普通列車グリーン車の座席は、新幹線のグリーン車同様、普通車両の座席よりもゆったりできる設計になっています。新幹線のように、各座席の前にテーブルが設置されているため、ゆっくり朝食を食べながら出勤したり、仕事をしたりすることも可能だとされています。 ■軽食販売がある 普通列車グリーン車では、軽食や飲み物が購入できるサービスがあるようです。JR東日本によると、飲み物は緑茶が170円、缶コーヒーが170円、またアルコール販売もあり、缶ビールが300円で購入可能だとされています。そのほかにも、お菓子などが数種類取りそろえられています。(2024年12月現在) ■コンセントやWi-Fiが使用できる 各座席にコンセントが備え付けられているため、スマートフォンやパソコンの充電などをしながら通勤することもできるでしょう。また、一部列車ではWi-Fiも使用できるとされています。
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