やみつき食感「鶏胸肉」のカリカリ焼き。ササっとひと手間でパサつき軽減
お財布に優しくタンパク質が豊富なことから人気の「鶏胸肉」。しかし、パサつきが気になる方も多い食材ですよね。そこで今回は、切り方に工夫を凝らしてパサつきを軽減した「鶏胸のカリカリ焼き」を紹介します。人気料理コラムニスト山本ゆりさん考案の簡単レシピをぜひ参考にしてみてください。
フライパン1つで簡単調理!鶏胸のカリカリ焼き
パサつきがちな胸肉が調理次第で手が止まらないおかずに大変身!
●鶏胸のカリカリ焼き
【材料(4人分)】 ・鶏胸肉 2枚(600g) ・A[めんつゆ(3倍濃縮)大さじ4 ゴマ油小さじ2 ニンニク(チューブ)4cm] ・小麦粉 大さじ6 ・片栗粉、サラダ油、塩、コショウ、リーフレタス(あれば) 各適量
【つくり方】
(1) 鶏肉に下味をつける 鶏肉は厚みを半分に切って計4枚にし、フォークで両面に20~30か所ずつ穴をあける。ポリ袋に入れてAをもみ込む。さらに小麦粉をもみ込み、バットなどで片栗粉をまぶす。 <ポイント> 横から包丁を入れ、小刻みに前後に動かしながら厚みを半分に。さらに厚い部分があれば適当にたたくなりひらくなりして均一に。 (2) 鶏肉を揚げ焼きに フライパンにサラダ油を2mm深さまで入れて中火で熱し、(1)を皮目を下にして入れる。こんがりしたら返し、弱めの中火で2~3分揚げ焼きにし、火をとおす。 (3) 仕上げる 塩、コショウをふって1cm幅に切り、器に盛る。リーフレタスなどを添える。 [1人分507kcal]<メモ> 下味に油を加え、小麦粉をもみ込むことで、もったりと鶏肉にからみ、その後の片栗粉がたっぷりついて衣がザクザクに仕上がります。片栗粉は袋に入れてしまうと下味に溶けてしまってうまくつかないので、ここは別容器で。
●ゆりさんのコメント
「安い胸肉でつくる、手が止まらないおかず。から揚げにすると中がパサつきがちですが、厚みを半分に切ることで加熱時間が短くすみ、衣の部分が多くなるのでおいしく食べられます!! 漬け時間がいらないのもうれしい!」
ESSE編集部