「揖保乃糸のカップ麺ってどんな味?」ゆでるより圧倒的にラクで……夏におすすめ“冷やしカップそうめん”を実食レポート
食欲のない暑い日でも食べやすいそうめんですが、お湯を沸かして時間を計って茹でて水で洗って……と結構メンドイ。そう思っていたらスーパーで「揖保乃糸」のカップ麵を発見しました。そうめんをカップ麵で?どういうことなのでしょうか。 ⇒【写真】「揖保乃糸」の冷やしカップそうめんの詳しい画像を見る(全15枚)
そうめんのカップ麺!?
ヤマダイ 手緒里庵 冷やし手延そうめん ¥297(税込) 筆者はマルエツで購入しましたが、どこのスーパーでも販売されているわけではなく、限られたごく一部でしか売られていない様子。 そうめんと言えば揖保乃糸ですが、カップ麵になると味や食感はどのように変わるのでしょうか。 気になるのは味付けですが、「焼津で作られたかつお節」「紀州産南高梅フレーク」「赤じそと青ねぎ」と食欲をそそるトッピングが付属しているようです。 カロリーはカップ麵とは思えない!210kcalです。脂質も0.2gとかなり健康的。カップ麵を食べる際の罪悪感は皆無です。
つくり方はカップ焼きそば方式
早速つくってみましょう。フタを半分まで開け、トッピング2種と液体つゆを取り出します。 そうめんがフリーズドライ状態です!お湯を沸かし、線まで入れ3分待ちます。 3分後、軽くかき混ぜ、お湯を湯切り口から捨てるのですが……うーん、ひとつだけ残念なポイントが。湯切り口の穴は開いているものの、開きにくくなっておりほとんど湯が出ません。 仕方なく箸で穴をしっかり拡大していきます。 こうすることでお湯を捨てることができました。その後、冷水を入れる→捨てるを2~3回繰り返します。 麺が締まったら液体つゆを入れ、トッピング2種をかけて完成です。かつお節……多くない!?
ちゃんと揖保乃糸クオリティで美味しい
食べてみると、「多くない!?」と思ったかつお節がかなりいい味を出してくれ、風味がアップしていることを実感。「紀州産南高梅フレーク」「赤じそと青ねぎ」のおかげもあり、かなりさっぱりと食べやすい。 つゆが少ないなぁと最初は思ったものの、現実的にはこのくらいで十分でした。つゆ自体の味もオーソドックスで美味しいです。 気になる麺ですが、食感は「すごくうまく茹でられた時の揖保乃糸」。味も普通に茹でた時のものとほとんど変わりません。そうめんは好きですが、茹でるのがいつも面倒だなぁと思っていたので、お湯を注いで湯切り&水切りで完成するのはかなり手軽でいいなぁと思いました。 ひとつ気になったのは、「もっとキンキンに冷たいほうが美味しいかも」ということ。いくら冷水で麺を締めても、つゆがぬるくては少し残念な感じがしました。買ってから食べるまでの間にカップ麵ごと冷蔵庫などで冷やしておけばつゆもしっかり冷えた状態で楽しめます。購入された方は試してみてくださいね。しょうが(チューブでOK)を少し足すとさらに美味しさがアップしましたよ!
1つ300円弱と決して毎日食べられる価格ではありませんが、夏バテで何もできない!という時には簡単にそうめんが食べられる救世主となってくれそうですね。 文・写真/松本果歩
MonoMaxWeb編集部
【関連記事】
- 「辛~い!けどウマ~い!カップ麺」マニアが薦める“この夏絶対食べたい旨辛カップ麺”ベスト3【1位は見つけたら即買い必須】
- 「ガチで激うまだったカップ麺」グルメライターが食べてよかったベスト3杯【1位は魅惑のスパイスに心つかまれる一杯】2024年5月後半版
- 「ガチで激うまカップ焼きそば」グルメライターが食べてよかったベスト3杯【1位はひと口ごとに味が変わるワイルド系】2024年5月後半編
- 「ガチで激うまだったカップ麺」グルメライターが食べてよかったベスト3杯【1位はお得感ありすぎ2度美味しいラーメン】2024年5月上旬版
- 「ガチで激うまだったカップ麺」グルメライターが食べてよかった“汁なし”ベスト3杯【1位は鮮烈さと上品さを兼ね備えた見事な構成】2024年5月前半編