独走のフェラーリをオーバテイクしてメルセデスAMGが圧巻の勝利! SUPER GT第6戦GT300クラスをそうしたのは65号車「LEON PYRAMID AMG」でした
路面が乾きドライタイヤ勢が優位に
そして40周に近付く頃から、ドライタイヤの61号車SUBARUらのラップタイムが先頭集団を上まわるようになってくる。これを見て2号車muta Racing GR86 GT、88号車VENTENY Lamborghini GT3らがピットに駆け込み、スリックに交換。そんな中で11号車GAINER TANAX Zがバックストレートでクラッシュしたことから、フルコースイエロー(FCY)やSCを見越して、先頭集団含めたさらに多くの車両がピットに向かっていった。ほどなくしてFCY、SCと出されていき、ピットレーンはクローズされた。 48周目(GT500先頭50周目)に再開。トップの45号車PONOSを駆るのは女性ドライバーのリル・ワドゥーだが、その直後には65号車LEONの篠原拓朗が迫った。しかし篠原も決め手を欠き、ポジションが入れ替わらないまま周回が過ぎていく。しかしながらプレッシャーをかけ続けた篠原は67周目の最終コーナーでついに並びかけ、1コーナーでワドゥーをオーバーテイク。首位に浮上した。 篠原はそこから後続を引き離してトップチェッカー。65号車LEONの蒲生尚弥/篠原組は2連勝を飾ったうえに、ポイントランキングでも首位独走状態となった。2位は45号車PONOS、3位は777号車D'stationだった。
戎井健一郎(motorsport.com)
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