【フィギュア】島田高志郎が負のイメージ払拭 GPシリーズで初の表彰台
借りをきっちり返した。フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズフランス大会(2日=日本時間3日)、男子フリーはショートプログラム(SP)5位の島田高志郎(木下グループ)が153・42点をマーク。合計233・84点で2位に入った。 先月のGPシリーズ第1戦スケートアメリカでは合計219・68点で6位に終わった。自身の演技に悔しさをにじませていたが、この日は昨季と同じ「死の舞踏」に合わせ、冒頭の3回転ルッツ、4回転トーループを着氷。細かなミスはあったが、後半もきっちりまとめた。 島田にとってGPシリーズはマイナスのイメージが多かった。「良かった試合は1試合しかない」と語っていたが、この日の演技で払拭に成功。今季は自己ベストの更新を視野に入れる中で、確かな手応えをつかんだ一戦となった。 女子はGPシリーズ第1戦で優勝した樋口新葉選手(ノエビア)が合計206・08点で2位。上位6人によるGPファイナル(フランス・グルノーブル)進出を決めた。住吉りをん(オリエンタルバイオ)は合計201・35点で3位だった。
東スポWEB