福島県只見町舞台の映画「青春18×2 君へと続く道」 若松駅にフォトパネル 会津若松FC 〝聖地巡礼〟観光誘客に
会津若松フィルムコミッション(FC)は福島県只見町を主な舞台とした日台合作映画「青春18×2 君へと続く道」のフォトパネルを、会津若松市のJR会津若松駅に設置した。映画ファンが〝聖地巡礼〟としてロケ地などを訪れる中、会津全域のさらなる観光誘客につなげる。 フォトパネルは高さ1・5メートル、幅2メートル。「会津×只見へと続く道」と題し、JR只見線の会津若松―只見駅間の全ての停車駅を紹介。奥会津郷土写真家・星賢孝さんが撮影した沿線の風景写真などもデザインされている。映画の主人公の男女をイメージしたイラストが描かれ、備え付けの椅子に座れば列車内にいるような写真が撮影できる。 只見町が映画の舞台に選ばれた経緯や、作品の概要を記したスタンドパネルもある。来年3月まで設置している。会津若松FCの武田真理さんは「作品をきっかけに訪れる観光客を会津地方全域でもてなしたい」と話している。 映画は3月に公開された台湾と日本の男女の恋物語。会津若松FCが協力し、只見町が舞台の一つとなった。作中には随所で只見線が登場する。観客動員250万人を突破するなどヒットを記録している。
(会津版)