早くみんなに会いたいゾウ…芸達者の動物たち、準備万端 木下大サーカスあす開幕
木下大サーカス鹿児島公演(南日本新聞社主催)は21日、鹿児島市本港新町のドルフィンポート跡地特設会場で開幕する。ショーに出演するゾウやポニーなどの動物は、本番に向けて準備万端。観客に会うのを心待ちにしている。 【写真】本番に備えゆっくりと過ごすポニー=19日、鹿児島市のドルフィンポート跡地
アジアゾウの「カンムーン」「カンマイ」の2頭は、体高約2.3メートルの雌。小さな台に乗ったり、観客に帽子をかぶせたりする芸を器用にこなすという。調教師のジョーさん(49)は「拍手をもらうと耳をパタパタと動かして喜ぶ。頑張る姿を見に来て」と来場を呼びかける。 7頭のポニーは隊列を組み、台に前足を乗せたり、寝転んだりする。舞台裏では牧草を食べてのんびり。調教師マイケル・ハウズさん(54)は「7頭の性格はバラバラだが、本番では息の合った動きを見せてくれる。間近で楽しんでほしい」と話した。ショーにはこのほかライオンも出演する。
南日本新聞 | 鹿児島