マンU、9月に英代表デビューの“生え抜き”MFに関心か…リールとの契約は来夏で満了
マンチェスター・ユナイテッドがリール所属のイングランド代表MFアンヘル・ゴメスに関心を寄せているようだ。22日、イギリス紙『デイリーメール』やフランス紙『レキップ』が伝えている。 現在24歳のA・ゴメスはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織出身で、2016-17シーズン途中にトップチームデビューを飾った。しかし、定位置を確保するまでには至らず、2020年夏にリールへ完全移籍。途中ポルトガルへのレンタル移籍を経験しつつ、同クラブでは中盤の攻撃的ポジションを主戦場にここまで公式戦124試合に出場し、9ゴール19アシストをマークしている。 A・ゴメスとリールとの現行契約は2025年6月末で満了に。今年9月にイングランド代表デビューを飾ったことで、同選手の注目度も高まっており、今シーズン終了後の去就には注目が集まっている。 報道によると、現時点でA・ゴメスがリールと新契約を締結する見込みはなく、契約満了まで半年を切る来年1月からは他クラブとの交渉が可能になるという。同選手に対してはニューカッスルやリヴァプール、トッテナムからの関心も噂されているが、マンチェスター・ユナイテッドも獲得に興味を示しているとのこと。選手本人も古巣への復帰に前向きと報じられている。 なお、リールはA・ゴメスを来夏にフリートランスファーで放出することは望んでおらず、今後も契約延長の目処が立たない場合には、今冬の移籍市場での売却を検討する可能性もあるという。今夏にはウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテをスカッドに加え、中盤の強化に成功したマンチェスター・ユナイテッドだが、フランスの地で輝きを放つ生え抜きMFの獲得に乗り出すのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
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