モノクロ陰影が足元をドレスアップ! ミズノと韓国アパレルブランドによるコラボシューズの魅力とは
●光と影が作り出す重層的な表現
次々と意欲的なコラボ作品を生み出すミズノにとっても初のコラボ相手となるのが、韓国のアパレルブランドである「SLOW STEADY CLUB」。 【画像】上質感がすごいモノトーンなミズノのシューズを画像で見る(13枚) 2014年に誕生したこの若きブランドは、ドイツのバウハウス哲学に影響を受け、建築美学や、実用性から生まれるデザイン的美しさを志向する“用の美”といったコンセプトを中心に多彩なアイテムを展開。 その表現はアパレルにとどまらず、空間や音楽など、多方面へのアプローチを試みる注目のブランドです。 今回のコラボシューズでは、韓国生まれのモノクロ絵画である「タンセクファ」をインスピレーションの源としており、モノクロによる陰影が生み出す奥行きと内省的な深みをシューズにおいて表現。 ベースとなるのは、ミズノのランニングシューズの中でもトップクラスの人気シリーズの10代目モデル「WAVE RIDER 10」。
波型形状のソールがクッション性と安定性を高次元で両立するミズノウェーブをはじめ、ソフトな接地感を生むミッドソールのV4icX、耐摩耗性ラバーによるアウトソールのX10など、ミズノならではのテクノロジーを詰め込んだ快適なランシュー。 この万人向けの機能性を持つシューズの各パーツを、さまざまな明度とテクスチャを持つブラックやグレーで複雑に構成し、奥行きや立体感を演出。 一見シンプルに見えるモノトーンでありながらも、シャドウ(影)とハイライト(光)との重層的な相互作用により、シューズの上を視線が飽くことなく揺れ動く深みのある視覚体験をもたらしています。 かかとには「SLOW STEADY CLUB」のロゴもあしらわれコラボシューズとしての特別感を。 アッパーやライニング、インソールなど各部にはリサイクル素材を積極的に取り入れたサステナブルなモノづくりにも注目を。 硬派な印象もありますが、23.0~30.0cmとユニセックスで展開し、モノトーンによる汎用性の高いシューズという一面も。コラボによる特別感と、深みのある美しさ、ミズノらしい機能性と、多彩な魅力を秘めた一足となっています。 ●製品仕様 「WAVE RIDER10 SLOW STEADY CLUB」 ・価格(消費税込):1万9800円 ・サイズ:23.0cm~30.0cm(ハーフサイズあり) ・素材:甲材 天然皮革×合成繊維、底材 合成底 ・原産国:ベトナム製 ・質量:約320g(27.0cm片方) ・インソール:カップインソール(取り外し可) ・シューズ幅:2E相当の方向け ・サステナビリティ:アッパー本体の人工皮革基布に90%以上のリサイクル素材を使用、アッパー本体裏地のテキスタイルに90%以上のリサイクル素材を使用、インソール表面のテキスタイルに90%以上のリサイクル素材を使用
VAGUE編集部