作間龍斗・那須雄登・織山尚大・内田煌音 撮影で育まれた4兄弟の絆「今回を機に一段と仲が深まりました」
主演・畑芽育は「フラット、かつ芯が通った人」
――皆さんが演じた成田兄弟を、長女としてまとめた糸を演じたのは、主演の畑芽育さんです。実際にお話しされての印象はいかがでしたか? 那須 すごくフラットな方でした。やっぱり、同じ事務所の人間が4人もいたら、構えるじゃないですか。 作間 普通にこわいよね(笑)。 那須 でも、畑さんのほうから話を振ってくれたり、あったかい現場作りを積極的にしてくださったので、とても助かったし楽しかったです。最後には、みんな友達! みたいな。 作間 それこそ、煌音の面倒も見てくれたよね。本当に成田家の長女みたいに、場をまとめてくれて。それに、作品に対する愛情も人一倍、強い人なんだと感じました。違和感があったらちゃんと言葉にして伝えるし、わいわい楽しんでいるだけじゃなく、座長として現場を引っ張る意識もある人。 織山 この現場をちゃんと動かそう、最後まで走り切ろうっていう自覚が、一番あったよね。同じ作品に携わる者同士だけど、やっぱり畑さんから見た景色と、僕らから見た景色は違うと思っていて。僕たちも畑さんに頼ってもらえるように、と思いながら現場にいたけど、もう、トントントン~! って勢いよく走っていく、場を照らす太陽みたいな人で、カッコよかったです。
「初めまして」が要らない間柄
――皆さんは同じ事務所に所属されていて、もともと知っていた仲だと思います。今回のようなラブコメ作品で共演してみて、やりやすかったですか? それとも、正直恥ずかしかった? 作間 「初めまして、よろしくお願いします!」みたいな、最初に仲良くなる工程が必要なかったのは大きかったと思います。最初からいろいろ気軽に話せましたし。煌音とは、これまでなかなか一緒に作品に携わることがなかったんですけど、だからこそ今回を機に一段と仲が深まった気がして、嬉しかったですね。 那須 休憩時間とか、楽しかったよね! 作品の話もできたし、ちょうど撮影期間が夏場だったから「最近はライブしてる~」とか、お互いの近況報告もできたし。みんなでショッピングモールとか、コンビニとか行ったよね。 作間 行ったね! 変に気を遣わなくても良いから、楽しかったな。「スーパー行こう!」って行って、煌音も「僕も行く~!」って。 内田 先輩と一緒にコンビニとかついていって、仲良くなりたいと思っていたから、嬉しかったです。少し、心の距離が近くなってきたのかな、と思って。 織山 ほんと楽しい現場だったよね。とくに、那須ちゃんがいるのといないのとだったら、まったく現場の雰囲気が変わっていたと思う。那須ちゃんは無茶振りも全部受け止めてくれて、最後にはサンドバッグ状態(笑)。 那須 そう言ってくれると嬉しいよ~。だんだん「俺、ベイマックスかな?」と思ってたもん(笑)。 作間 なんでも優しく受け止めてくれる那須! 那須 そういえば撮影中さ、煌音がルービックキューブやってたの、あれすごかったよね? 内田 ずっとルービックキューブやってました! 僕が持っているやつより、回しやすかったから。 作間 そうそう! 俺たち最後の一手がわかんなかったんだよね。ちゃんと家に帰ってから練習して、次の日にはできるようにしてきました。 織山 作ちゃんと俺で、やり方を検索したよね。「どうやったらこれ揃えられるんだろう!?」って。 作間 必死だったよね。煌音いわく、ちゃんと手順があるらしいんですけど、見ながらやってもまったくできなくて。やっぱり煌音はすごいわ。