リバプールとエジプト代表がサラーの扱いで衝突? 大一番のシティ戦復帰前にクラブは招集免除を要求もエジプト側は拒否
リバプールは現地時間10日にプレミアリーグ28節でマンチェスター・シティとの大一番が控えている。英メディア『EMPIRE OF THE KOP』は、シティ戦で復帰予定のエースFWモハメド・サラーの扱いを巡り、リバプールとエジプト代表との間で衝突が生じたと報じている。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! サラーは1月に開催されたアフリカネイションズカップ中にハムストリングを負傷した影響で、それ以来リバプールでの出場はブレントフォード戦とUEFAヨーロッパリーグスパルタ・プラハ戦での途中出場2試合のみにとどまっている。 同メディアはエジプトメディア『King Fut』の記事を引用する形で、「リバプールはエジプト代表に対して、アラブ首長国連邦で開催される代表戦への招集を免除するよう求めたがこの要求は断られてしまった」と報じている。 また、エジプトサッカー協会の理事エハブ・エル・コミー氏は、リバプールからの要求を受けて、「インターナショナルブレイクまでの間に、サラーがリバプールの試合で起用されるのであれば、彼は試合に出場できる準備ができていると判断して代表チームに招集するだろう」と、コメントを残している。 シティとの試合を控えて、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、サラーの復帰がそう遠くないことを示唆していた。しかし、仮にサラーをシティ戦で起用した場合、エジプトサッカー協会への報復につながる可能性があると同メディアは指摘した。 リバプールにとっては、シティ戦で復帰して、3月下旬のエジプト代表での試合は欠場するのが理想的だ。しかし、そのような展開はエジプトサッカー協会にとって明らかに不都合なものであり、今後2週間にわたってクラブと代表チームとの間でサラーの扱いをめぐって衝突が繰り返される可能性があると同メディアは報じている。
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