〔東京株式〕足踏み=決算嫌気した売り(11日後場中盤)
(13時40分)日経平均株価は前日終値付近で足踏み状態となっている。「発表される決算の内容はコンセンサスを下回り、日本株は米国株の上昇についていく勢いがない」(国内証券)といい、決算内容を嫌気した売りが目立つ。値下がり銘柄はプライム市場全体の6割を占めている。 (後場寄り)午後の日経平均株価は前営業日比95円19銭安の3万9405円18銭と下げ幅を縮小して始まった。米ハイテク株の下落を受けて半導体株が売られている一方、好決算を発表した銘柄が買われ、日経平均を下支えしている。 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比152円58銭安の3万9347円79銭と反落した。東証株価指数(TOPIX)は9.29ポイント安の2732.86。前週の大幅上昇の反動で売りが出た。決算発表の内容に反応した売買が活発だった。 62%の銘柄が値下がりし、34%が値上がりした。出来高は10億7095万株、売買代金は2兆1620億円。 業種別株価指数(33業種)は石油・石炭製品、化学、その他金融業などの下落率が大きかった。上昇は非鉄金属、水産・農林業、倉庫・運輸関連業など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は5連騰。出来高は2億2578万株。 【グロース】グロース250は小幅高。グロースCoreは軟調。 (10時16分)日経平均株価は、前週末終値をはさんで一進一退を続けている。前週の米国市場は、トランプ氏の大統領選での当選を受けて買いが優勢となったが、「国内でこれまで出ている決算の内容は振るわないものが多く、日本株は米国株の上昇について行けていない」(国内証券)といい、日経平均は方向感のない動きとなっている。 (寄り付き)日経平均株価は前週末比83円16銭安の3万9417円21銭と下落して始まった。前週の米大統領選を受けた大幅上昇の反動が出て、売りが先行している。