【MLB】ガーディアンズ・マルティネスが地区シリーズのロースター入り わき腹を痛めたフリーマンの代役
日本時間10月8日、ガーディアンズはタイラー・フリーマンに代えてアンヘル・マルティネスを地区シリーズのロースターに登録したことを発表した。タリック・スクーバル(タイガース)に今季3打数3安打と相性が良く、第2戦での活躍が期待されていたフリーマンだが、前日練習で左わき腹を負傷。MLB機構によって故障者発生に伴うロースター変更が認められ、ルーキーのマルティネスが代役としてロースター入りした。MLBの規定により、フリーマンは今回のシリーズと次のシリーズ(勝ち進んだ場合)に出場できない。 【動画】ガーディアンズのアンヘル・マルティネスが前田健太からメジャー初アーチを放つ 現在25歳のフリーマンはメジャー3年目の今季、118試合に出場して打率.209、7本塁打、32打点、11盗塁、OPS.626を記録。開幕から正中堅手に抜擢されたものの、期待に応える活躍を見せることはできず、シーズン終盤にはマイナー降格も経験した。しかし、今回の地区シリーズではロースターの一員に抜擢。これは日本時間7月23日のタイガース戦でスクーバルに対して3打数3安打をマークしたことが大きな理由となっていた。だが、スクーバルが先発する第2戦の前日に左わき腹を痛めてしまい、残念ながら地区シリーズのロースターを外れることになってしまった。 現在22歳のマルティネスは今年6月にメジャーデビューしたばかりのドミニカン。レギュラーシーズンでは43試合に出場して打率.232、3本塁打、11打点、3盗塁、OPS.636を記録し、メジャー初本塁打は前田健太(タイガース)から放っている。 ガーディアンズのスティーブン・ボート監督は「もしフリーマンが故障していなかったら、第2戦のラインナップは違った形になっていただろう」とコメント。「マルティネスはどの試合も入念に準備し、ミーティングに臨んでくれている。彼がチームにもたらすものはみんな知っているよ。フリーマンのことは残念だが、マルティネスがロースターの一員として活躍してくれることを楽しみにしている」と代役のマルティネスへの期待を語った。