長野県・白馬岩岳で大規模な再開発、国際的な高級ホテル誘致、世界基準の山岳リゾートへ
日本スキー場開発グループの岩岳リゾートは、再開発を本格的に推進する。同社が運営する長野県の「⽩馬岩岳マウンテンリゾート」山麓のベースエリアで、新ゴンドラリフト、スキーセンターのリニューアル、国際的なハイグレードホテルの誘致などをおこなうもの。 ホテル誘致については、三菱地所、清水建設と対象の土地の売買契約を締結。世界水準のマウンテンリゾートを目指す。 具体的には、12月20日に開業する新ゴンドラリフト乗り場の横にセンターハウスを設置。既存のゴンドラリフト山麓駅をリニューアルし、チケットセンター、売店、レストラン、レンタルショップなどの複合施設として2025/2026冬季シーズンをめどに開業する。ホテルは山麓ベースエリア南側に開業する予定。今後、数年にわたり周辺開発も視野に入れ、観光客、エリア滞在時間の増加、地域の雇用創出に取り組む。 国内スキー・スノーボード人口が減少傾向のなか、「⽩馬岩岳マウンテンリゾート」は2018年秋の「HAKUBA MOUNTAIN HARBOR」の開業を皮切りに、冬季だけではなく通年楽しめる新アクティビティや山頂の開発を進めている。2023年度の来場者数は36.9万人を超えた。
トラベルボイス編集部