箱根駅伝 駒大7区で当日変更出場のエース佐藤圭汰が驚異の走り 区間新記録更新で1位・青学大とは1分40秒差に
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町=109.6キロ)2大会連続の総合優勝を狙い、首位をひた走る青学大を追いかける駒大が、逆襲ののろしを上げた。7区、当日変更で登場のエース佐藤圭汰(3年)が2020年に明大・阿部弘輝が樹立した1時間1分40秒を57秒更新する1時間0分43秒で快走した。 小田原中継所では4分7秒離れていた青学大の背中が、少しずつ近づいてきた。当日変更で登場したエース佐藤は4.6キロで駒大が中大に追いつき並走。その後10キロ過ぎで駒大が中大を突き放し、11.8キロの二宮地点で青学大と駒大の差は3分16秒差に。 アクセル全開の佐藤はとどまることをしらない。残り2.9キロで青学大と駒大は2分2秒差とすると、懸命に腕をふり、驚異の区間新記録を樹立した。佐藤は日本テレビの中継インタビューで「支えてくださった方に恩返しするという思いで走った。結果として区間新記録でつなげてよかった」とうなずいた。