岩手のJ3最下位が確定…JFL自動降格が決定的に
いわてグルージャ盛岡のJ3リーグ最下位が確定した。 J3は3日に第35節を開催した。前日の同節で18位の奈良クラブ(勝ち点32→33)が福島ユナイテッドFCと引き分けて、19位のY.S.C.C.横浜(同31→32)もAC長野パルセイロとドロー。岩手(同21)は残留に向けて連勝が必須となっていた。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 そうした中、敵地でツエーゲン金沢と対戦。岩手は前半アディショナルタイム1分にFW河辺駿太郎の得点で先制するも、後半4分に金沢DF長峰祐斗に同点ゴールを許すと、勝ち越し点が奪えないまま1-1で引き分けた。 岩手は残り3試合でJ3・JFL入れ替え戦出場圏の19位・YS横浜との勝ち点差が「10」。この結果、最下位が確定した。 なお、JFLでは優勝の可能性が1位栃木シティと2位高知ユナイテッドSCに絞られ、Jリーグはすでに両クラブに来季のJ3クラブライセンスを交付。順位決定後の10月に理事会で入会が審議されるが、「平均入場者数2000人」等、審査項目を満たす可能性が高いため、岩手のJFL降格は決定的となった。