『前売りチケット1400万枚』は「非常に高い目標」と吉村知事 赤字なら「国・府市・経済界で協議」とも
関西テレビ
大阪・関西万博の前売りチケットの販売目標、1400万枚について、大阪の吉村知事は、「非常に高い目標」との認識を示しました。
■万博前売りチケット「個人購入分」は全体の「6%」にとどまる
博覧会協会は、万博の前売りチケットの販売目標を1400万枚としていますが、先月25日時点でおよそ746万枚となっていて、特に個人向けの販売不振が指摘されています。 協会が公表した資料によると、先月18日時点で、個人が購入した分はおよそ47万枚で、販売されたおよそ744万枚のうち、と6%あまりにとどまっています。
■「前売り1400万枚」は「非常に高い目標」も会期中も含めた「2300万枚は達成可能」との認識
この1400万枚という目標について、大阪府の吉村知事は7日、記者団に対し、誰も万博の展示などを体験していない、として「非常に高い目標だ。簡単にはいかない目標だと思っています」との述べました。 一方で、会期中も含めた目標である、チケット売り上げ2300万枚については、達成できるとの認識を示しました。
■運営費が赤字なら国と大阪府市・経済界で協議することが望ましい」
また、チケット収入でまかなうことになっている会場の運営費が仮に赤字になった場合の対応については、「国と大阪府市・経済界で協議することが望ましい」との認識を示しました。
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