愛子さまと面識も。オランダ次期女王、カタリナ=アマリア王女について知りたい!
自伝で「女王になる心構えがまだできていない」と吐露
オランダの王位継承者は、18歳で成人になると、自分たちに関する伝記を出版するのが伝統となっており、2021年に、王室公認の伝記作家が執筆した『アマリア』が出版された。 その中には、“女王になる心の準備ができていない”とか、王政を廃止する可能性について“受け入れることができる”などという本音を語り、自身のメンタルヘルス問題について打ち明け、セラピストとよく話すということまで語っていたようだ。 写真左は、自伝の執筆者。
ギャップイヤーを取得した
2021年6月に高校を優秀な成績で卒業した後、大学入学までの間にギャップイヤーを取ったアマリア王女。卒業前にメディアに対し、“少し旅行して世界を発見し、20年後にはできないかもしれないことをしてみたい”と語っていた。 ギャップイヤーの1年間は、オレンジ基金でインターンをしたり、他の団体でボランティア活動をしたり、旅行したりして過ごしていたよう。
アムステルダム大学に通学中
2022年9月にアムステルダム大学に入学し、政治、心理学、法律、経済学の学位を取得するため勉学に励んでいるようだ。
脅迫を受け、護衛を付けて通学している
アマリア王女は、ハウステンボス宮殿を離れ、学生寮で暮らす予定であるとの王室は発表していたものの、入学した翌月の2022年10月には、家族のいる宮殿に戻っていることが明らかに。その理由は、襲撃や誘拐の脅迫を受けたためだそうで、現在は、護衛を付けて通学しているのだとか。
王室手当を辞退した
18歳の誕生日を前にした2021年6月には、正式に王室の公務に就くまでの年間200万ドル近くの手当を辞退。コロナ禍で厳しい状況にいる国民のことを思ったこの決断は、大いに話題になった。オランダ王室の中で手当の受け取りを辞退したのは王女が初だったとか。
他ロイヤルとの交流が盛ん
他ロイヤルとも仲が良く、交流が続いている。2004年6月のアマリア王女の洗礼式では、スウェーデン王室のヴィクトリア王太子がゴッドマザーを務め、2010年6月19日のヴィクトリア王太子の結婚式では、ノルウェーのイングリッド・アレクサンドラ王女と共にフラワーガールを務めている(写真参照)。2022年のイングリッド・アレクサンドラ王女の18歳の祝賀会にも参加、2023年には、18歳を迎えたデンマーク王室クリスチャン王子を祝うガラディナーにも出席するなど、次世代の国王&女王らとの交流も盛んなようだ。